山形県で木の家を建てたいと考えている方に向けた家づくりのヒントを紹介します。木の家を建てるともらえる助成金のことや、気候にあった木の家づくりのポイント、山形県で採れる木材のブランドなど、これを知っていれば理想の家づくりに一歩近づけます。
ここでは、Googleで「山形県 無垢材 木の家」と検索した際に検索結果に出てくる施工会社を調査しました。山形県の施工に対応していて、無垢材の木の家を建ててくれる住宅会社の情報を掲載しています。(2022年4月19日調査時点。順次更新予定)
長谷部建築は、自然素材や無垢材を用いて家づくりをおこなっている工務店です。無垢材は、フローリングにウォールナットや桜、レッドパイン・メープル・チーク・ホワイトバーチ・栗・ヒノキなどを使用しています。羽目板の壁・天井には秋田杉や青森ヒバ、ヒノキ・レッドシダーなどを用いた家づくりが可能です。
建具も木材を使用し、家に合わせたオーダーメイドの建具を作成しています。壁は天然素材のシラス壁を使用し、蜜ロウワックスやキヌカなどを用いて木材の保護をおこなっています。
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所在地 | 山形県東田川郡庄内町古関字古館204-1 |
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営業時間 | 8:00〜18:00 |
定休日 | 日、祝 |
電話番号 | 0234-42-1090 |
三浦建設工業は、高性能でデザイン性が高く、太陽光発電システムを搭載した木の家を手掛けている工務店です。
ZEHが標準仕様のひのきハウスでは、国産ひのきの無垢材を使用して山形の気候に適した家づくりを目指し、高断熱・高気密を標準装備としています。高断熱樹脂窓や壁断熱・床断熱を活用することで断熱性能を上げ、剛床工法で家づくりをおこなっているので耐震性能も期待できます。また、太陽光発電のソーラーパネルとエコキュート・高性能な断熱材などは標準搭載です。
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所在地 | 山形県南陽市宮内3187 |
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営業時間 | 8:30~17:30 |
定休日 | 日、祝 |
電話番号 | 0238-47-3832 |
那須建設は、無垢材を使用して、自由設計で家づくりをしている工務店です。女性設計士が設計を担当し、地域性や予算・施主の要望に合わせたエコ断熱の断熱材の使用から、家事動線や収納・インテリアコーディネートまで提案してくれます。
和風住宅やナチュラル、スタイリッシュやプロヴァンス風・シンプルモダンなど、さまざまなデザインの提案が可能です。また、スケルトンインフィルで、シンプルなモダニズム住宅を建てることもできます。
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所在地 | 山形県山形市馬見ヶ崎1-14-8 |
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営業時間 | 記載なし |
定休日 | 記載なし |
電話番号 | 0120-681-280 |
西建は、「私のしろい家」という自然素材の家づくりをおこなっている工務店です。漆喰の塗り壁を使用し、床は無垢材であるパイン材のフローリングを使用しています。
また、無垢材建具と自然健康塗料も使用しており、環境や身体に優しい家づくりができそうです。自然素材を使用していることで調湿効果も高まり、健康面だけでなく家の耐久性も高めることができます。
さらに、身体に優しい冷暖房システムとして、光冷暖というシステムを導入しています。
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所在地 | 山形県山形市妙見寺97-1 |
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営業時間 | 10:00〜17:00 |
定休日 | 不定休 |
電話番号 | 0120-292-866 |
木香の家は、個性豊かな木の家を手掛けている工務店です。三角屋根と木のぬくもりが感じられるログハウス風や、開放感を感じられる吹き抜け、オリジナリティの溢れるリビングダイニングや和室など、施主のこだわりや個性の溢れる家づくりが実現できるでしょう。家づくりの際は、間取りや外観・除雪方法などの施主の要望を汲み取って、一からプランを提案しています。
自然素材を使用して健康面を考慮するだけでなく、省エネへの考慮や、和風や洋風問わずさまざまなテイストで家づくりが可能です。
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所在地 | 山形県寒河江市新山町312-2 |
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営業時間 | 9:00〜18:00 |
定休日 | 水 |
電話番号 | 0237-77-5688 |
山形県で木の家をつくるともらえる助成金についてご存知ですか?もらえる条件をしっかりと確認して賢い家づくりをしましょう。毎日を快適に過ごせる、山形県の気候に合った木の家のポイントも解説します。
山形県では、木の家に関する助成金として、「山形県県産木材利用拡大緊急支援事業」という制度を設けています。
山形県県産木材利用拡大緊急支援事業とは、県産木材を一定数量利用するなどの条件を満たし、新築民間木造施設の施主に対して交付される補助のことです。一般住宅では、新築住宅の施主に対して、定額30万円の交付をおこなっています。昨今の木材価格の高騰による建築需要減少への不安を解消し、民間建築需要の喚起と県産木材の利用促進を目的として制定されました。
山形県ではその他にも、山形県県産認証材「やまがたの木」の普及・利用促進事業を設けるなど、県産木材の利用を促すための事業を積極的に制定しています。
山形県は、日本海に面している沿岸部と内陸部に大別されており、内陸部は最上・村山・置賜の3地域に分けられています。
海岸部である庄内平野周辺では、海洋性の気候であることから多雨多湿であり、冬季は北西の季節風が強いことから吹雪くことがあるといった特徴を持つ気候です。
また、内陸部の気候は一般的に温暖とされており、気音較差が大きいといった特徴がありますが、新庄市などの最上地域では積雪が多く、夏季が大雨になることも多いとされています。
山形市などの山村地域とされる平野部では、雨・雪ともに一般的に少ないとされていますが、月山・朝日山系の山間部では全国有数の多雨・多雪地帯です。
米沢市などの置賜地方では、穏やかな気候とされていますが、吾妻山山系の山間部は多雪地帯といった特徴があります。
山形県では、特筆する県産木材は見つかりませんでしたが、「やまがたの木」と呼ばれる認証材があります。
やまがたの木は、山形県内の森林で伐採された原木で、山形県内で製材・加工した製品のことを指し、生産や流通履歴が明確になっている認証材です。
やまがたの木は、やまがた県産木材利用センターより認定されている認定事業者から購入することができます。