新潟県で木の家を建てたいと考えている方に向けた家づくりのヒントを紹介します。木の家を建てるともらえる助成金のことや、気候にあった木の家づくりのポイント、新潟県で採れる木材のブランドなど、これを知っていれば理想の家づくりに一歩近づけます。
ここでは、Googleで「新潟県 無垢材 木の家」と検索した際に検索結果に出てくる施工会社を調査しました。新潟県の施工に対応していて、無垢材の木の家を建ててくれる住宅会社の情報を掲載しています。(2022年4月28日調査時点。順次更新予定)
ノモトホームズは、自然素材を使って木の家づくりをおこなっている工務店です。自然素材として、新潟県の山北地域で採れた山北杉や漆喰、国産杉のフローリングなどの無垢材や和紙、にかわ天然の接着剤や蜜蝋ワックスを使用した家づくりをおこなっています。
また、耐震等級2以上の耐震性能を有し、ZEH基準以上の断熱性能を標準仕様としています。古くからの伝統を活かしたデザインと、自然と調和して暮らすパッシブデザインを意識した設計をおこなっているのも特徴です。
スギの無垢の床は裸足で歩くと気持ちよく、リビングからは庭が見えます。キッチンの採光用の窓からも青空が見える時もあり、直射日光が入らないような屋根の勾配で、過ごしやすい設計だなと感じています。動線も考えられているので、家事もしやすく便利です。 参照元:ノモトホームズ(https://www.nomoto-homes.co.jp/voice/6084/)
所在地 | 新潟県新潟市中央区鳥屋野南3-8-24 |
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営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 木 |
電話番号 | 025-278-3830 |
もみの木ハウス新潟は、ドイツから厳選されたもみの原木を輸入し、製材加工をおこなって家づくりをおこなっている工務店です。
床は浮造り加工を施してあるので、足に適度な刺激が加わり、スリップしにくい内装材となっています。壁や天井にもみの木を使用し、木に囲まれた空間が広がるので森の中にいるかのような気分にさせてくれます。トイレや収納にも専用の内装材を使用しているので、消臭効果や調湿効果を期待できるでしょう。
最初は間取りや細かい仕様を自分たちで決めるわけではなかったので戸惑いましたが、予算のことやライフスタイルについてヒアリングし、本当に暮らしやすい家をデザインしてくれました。自分たちよりも自分たちのことをわかってくれているような家で、とても暮らしやすいです。 参照元:もみの木ハウス新潟(https://momi-house.com/voice/story03/)
所在地 | 新潟県新潟市西区寺地548 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 記載なし |
電話番号 | 025-201-6888 |
新発田屋は、材木屋の建築部門として、木の家づくりをおこなっている工務店です。無垢一枚板のカウンターやフローリング、造作家具などを好きな素材から作ることができます。決まったスタイルやデザインはないため、ライフスタイルや憧れのデザイン・価値観から自由に設計することが可能です。
また、一級建築士や二級建築士、二級施工管理技士が在籍しています。外に開く空間やウッドデッキなどを設け、四季を通じて快適に過ごすことができる家を目指しています。
公式サイトに掲載がありませんでした
所在地 | 新潟市秋葉区小須戸387-1 |
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営業時間 | 8:00~19:00 |
定休日 | 日 |
電話番号 | 025-280-4343 |
山口工務店は、自然素材を使って木の家づくりをしている工務店です。床には無垢フロア、壁や天井には珪藻土や漆喰・和紙壁紙・シナベニヤなどを使用して、自然素材にこだわって家づくりを手掛けています。
また、造作家具などの製作も可能で、暮らしや室内に合わせた家具や収納を設置することが可能です。施主や家族の暮らし方に合わせて、オーダーメイドで設計を提案しています。全棟構造計算と耐震等級3が標準仕様で、耐震性にも期待できるでしょう。
公式サイトに掲載がありませんでした
所在地 | 新潟県阿賀野市緑町17-17 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 記載なし |
電話番号 | 0250-62-0318 |
千癒の家は、耐久性にこだわった木の家づくりをおこなっている工務店です。自然素材のみで家づくりをおこなっており、無農薬の国産イグサ畳や建具・家具にも無垢材を使用し、内壁も接着剤を使わず、漆喰の塗り壁や自然素材の塗料を用いています。
構造材も天然のスギ・ヒノキ・マツを使用しており、新潟県産の越後杉を使用することも可能です。また、構造材にはホウ酸にてシロアリ対策をおこなっています。屋根下地や床下地には天然乾燥スギを使用するなど、見えないところまで無垢材にこだわっています。
夏は涼しく、冬は暖かいといった点はもちろん、匂いがつかない点に驚きました。1年中素足で歩けるぐらい心地が良いです。土地は広くなかったのですが、個室にもできる和室やキッチンなどの水回りを近くに配置してもらうなど、希望を全部叶えてもらいました。 参照元:千癒の家(https://www.ykhome.co.jp/chiyunoie/chiyu_voice02/#voice_top)
所在地 | 新潟県新潟市中央区附船町1-4273-1 |
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営業時間 | 8:30~19:00 |
定休日 | 不定休 |
電話番号 | 025-228-0466 |
新潟県で木の家をつくるともらえる助成金についてご存知ですか?もらえる条件をしっかりと確認して賢い家づくりをしましょう。毎日を快適に過ごせる、新潟県の気候に合った木の家のポイントも解説します。
新潟県では、木の家づくりの助成として、新潟県産材の家づくり支援事業をおこなっています。この事業は、新潟県産材の利用促進を目的に、新潟県産材を使用した新築住宅を建築する施主に対して交付される助成です。
補助基準として、県産材の使用量が5立方メートル以上15メートル未満の場合は3万円、県産使用量が15立方メートル以上の場合は5万円が交付されます。
また、加算措置もあり、県産瓦を使用した場合は12万円〜20万円、県産畳を使用した場合は2万円〜10万円、しっくいを使用した場合は5万円〜19万円、珪藻土を使用した場合は4〜13万円といった加算補助額が交付されます。
なお、しっくいと珪藻土を併用した場合の加算補助額は最大で19万円となり、加算措置は最大で54万円です。
新潟県は、年平均気温が山沿いで11〜13℃、海岸・平野部で13〜14℃と、東京よりも気温が低いとされています。年平均気温は低めですが、夏の暑さは東京とさほど変わらないでしょう。
年合計降水量は海岸部で1,500〜2,000mm、山沿いでは3,000mmと地域差があります。山沿いの中でも湯沢や妙高方面は2,000mm程度と相対的に少ないのも特徴です。
夏季・冬季ともに降水量が多くなり、日照時間が少ないといった特徴もあり、冬季は雪が降ることが多いとされています。雪は、海岸部で100cm未満、上中越の平野部では100〜150cm、山沿いでは200〜250cmとされていますが、近年積雪は減少傾向です。
また、冬季に雷が発生することもあります。冬季の雷日数は増える傾向があるとされていますが、原因はわかっていません。
越後杉は、その名の通り新潟県で育ったスギのことを指します。ブランド材として認定されるためには、新潟県が定めた性能基準をクリアする必要があり、認定を受けた工場で越後杉の取り扱いが可能です。
越後杉は、強度の性能が明確で狂いが少ないと言われています。また、その他の木材に比べて調湿性が高いことや断熱性能に優れているといった特徴があります。