北海道で木の家づくり

北海道で木の家を建てたいと考えている方に向けた家づくりのヒントを紹介します。木の家を建てるともらえる助成金のことや、気候にあった木の家づくりのポイント、北海道で採れる木材のブランドなど、これを知っていれば理想の家づくりに一歩近づけます。

ここでは、Googleで「北海道 無垢材 木の家」と検索した際に検索結果に出てくる施工会社を調査しました。北海道の施工に対応していて、無垢材の木の家を建ててくれる住宅会社の情報を掲載しています。(2022年4月12日調査時点。順次更新予定)

ビオプラス西條デザイン

ビオプラス西條デザインの施工事例
引用元HP:ビオプラス西條デザイン(https://saijo-d.com/works/11348/)

ビオプラス西條デザインは、自然派住宅を手掛けている工務店です。

構造材は無垢の木、断熱材には新聞古紙を再利用したセルロースファイバーを用いて、環境にも身体にも優しい家づくりを実施。また、使用する木材は北海道産の木材を使用するなど、地材地消にこだわって家づくりをしています

北海道の気候を考慮して、北海道産のカラマツを使用した断熱玄関ドアを使用し、3層ガラスを組み込んだ木製サッシを導入するなど、断熱性を考慮した家づくりをおこなっています。

ビオプラス西條デザインのお客様の声

公式サイトに掲載がありませんでした

ビオプラス西條デザインの基本情報

所在地 北海道札幌市北区百合が原4-8-1
営業時間 記載なし
定休日 記載なし
電話番号 011-774-8599

ビオプラス西條デザインの
公式サイトで
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カサシマ工務舎

カサシマ工務舎の施工事例
引用元HP:カサシマ工務舎(http://kasashima.co.jp/gallery/2633)

カサシマ工務舎は、カラマツ・エゾマツ・トドマツといった北海道産の木材を使用して家づくりを行っている工務店です。

木材は柱や梁、建具の枠や建具などに使用されています。 カラマツは建材には向かないとされていましたが、独自の乾燥技術を用いて強さと粘りを兼ね備えた建材へと進化させて建材として使用。プレカットも自社工場にて手作業でおこなっています。

塗料もベンガラや柿渋などの自然素材を使用し、町家や番屋、道民家や木組みの家づくりをおこなう工務店です。

カサシマ工務舎のお客様の声

北海道産の木材をふんだんに使用し、優しく美しい家をたてていただきました。社員のみなさまも親切で優しく、接しやすかったです。たててから数年立ちますが、木の風合いが増して心地よい暮らしを送ることができています。参照元:Google口コミ(https://www.google.com/maps/place/カサシマ建設㈱/@43.127067,141.416033,17z/data=!4m7!3m6!1s0x0:0xa586a71052ad80ad!8m2!3d43.1270339!4d141.4159418!9m1!1b1?hl=ja)

カサシマ工務舎の基本情報

所在地 北海道札幌市東区中沼西1条2-2-5
営業時間 9:00~17:00
定休日 記載なし
電話番号 011-792-4388

カサシマ工務舎の公式サイトで
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須藤建設


須藤建設の施工事例
引用元HP: 須藤建設(https://sudo-con.co.jp/works/【札幌】住むほどに味わいが増し、愛着が深まっ/)

須藤建設は、北海道で創業して100年の老舗工務店です。北海道の風土にふさわしい住まいを追求し、同じ北国である北米や北欧の住宅の様式を取り入れるなど、北海道の住まいをより良くする研究をおこなっています。

自社設計・自社施工で家づくりを担当し、土地を活かした設計や住む人のライフスタイルに合わせた家づくりを意識しています

寒冷地に向いているとされる新在来木造工法を使用して施工を実施し、道産の無垢フローリングや珪藻土入の塗り壁、道南スギや道産カラマツを使用した外壁など、自然素材を使用して家づくりを行っている工務店です。

須藤建設のお客様の声

大工さんは、手仕事で丁寧に、そして納まりや細かな仕上げまでを計算して仕事をしてくださいました。作業中の現場もしっかり整理整頓されていて、好感が持てました。私達のこだわりを熱心に聞いてくれた点も、選んだポイントの一つです。参照元: 須藤建設(https://sudo-con.co.jp/voices/vol-135/)

須藤建設の基本情報

所在地 北海道伊達市松ヶ枝町65-8
営業時間 8:00~17:00
定休日
電話番号 0142-25-2252

須藤建設の公式サイトで
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土屋建設

土屋建設の施工事例
引用元HP:土屋建設(http://www.tsuchiyakensetsu.net/gallery/newconstruction/muroran202112)

土屋建設は、自社大工が施工を担当してこだわりの家づくりを行っている工務店です。地域に根ざした地元企業として、土地や地域性を配慮した家づくりを得意としています

土屋建設の家づくりの特色は、薪ストーブです。電気や化石燃料を使わないことから、環境や身体に優しい薪ストーブ。最近では構造や燃焼効率などが改良され、さまざまなデザインの薪ストーブがあります。

薪ストーブは暖かさに優れており、停電時などの災害の際にも使用する事が可能です。

土屋建設のお客様の声

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土屋建設の基本情報

所在地 北海道伊達市舟岡町13-23
営業時間 10:00~19:00
定休日 記載なし
電話番号 0142-23-4869

土屋建設の公式サイトで
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北の匠 石塚建設

北の匠 石塚建設の施工事例
引用元HP:北の匠 石塚建設(https://kita-taku.com/constructions/中札内村「華纏-はなまとい-」2021-9月完成/)

北の匠 石塚建設は、健康住宅の家づくりを目指しています。家づくりは、予算の上限を設定できるプランや天然無垢材のみを使用したプラン、和風住宅・南欧風・平屋のプランから選ぶことが可能です。

また、家づくりは「完成してからが本当のお付き合い」という精神を大切にしており、引き渡し後のアフターフォローを丁寧におこなっています

不具合に関する相談や3ヶ月・半年・1年・2年・5年・10年目の定期点検、メンテナンスや修理・交換などに対応可能です。

北の匠 石塚建設のお客様の声

公式サイトに掲載がありませんでした

北の匠 石塚建設の基本情報

所在地 北海道帯広市西3条南19-2
営業時間 9:00~17:00
定休日
電話番号 0155-66-6048

北の匠 石塚建設の公式サイトで
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北海道で木の家をたてるなら知っておきたいポイント

北海道で木の家をつくるともらえる助成金についてご存じですか?もらえる条件をしっかりと確認して賢い家づくりをしましょう。毎日を快適に過ごせる、北海道の気候に合った木の家のポイントも解説します。

北海道で木の家をたてるともらえる助成

北海道では、住宅の建築の際に地域材を用いることを推奨しています。北海道では地域材でたてることにより、住宅支援事業補助金を給付することが可能です。

助成金の目的としては、地域材の良さをPRすることや地域材の利用拡大、そして林業や木材産業の復興を図るためとされています。北海道の松前町では、地域材である松前杉を使用することで、使用量に応じた建築経費の一部を負担しています。

助成金額として、居住用の専用住宅や併用住宅の場合は100万円です。付帯施設の場合は50万円となります。補助金額は、構造材などが地域材の使用量1平方mにつき40,000円、内外装材などは地域材使用量1平方mにつき4,000円です。

交付条件として、構造材などは地域材を2立方m以上使用する、内部外装材などは地域材を10平方m以上使用することとされています。

参照元:「松前町公式サイト」https://www.town.matsumae.hokkaido.jp/hotnews/detail_sp/00000118.html

北海道の気候にぴったりの木の家をたてる

北海道の気候の特徴として、太平洋や日本海・オホーツク海といった3つの海に囲まれており、大雪山系や日高山脈などの地形があることから、地域により異なる気候特性があります。

冬は北極や大陸からの寒気の影響を受けやすく、日本海側は曇りや雨の日が多くなり、太平洋側は晴れの日が多いです。そして、オホーツク海側は中間的な特徴をもっていると言えるでしょう。

また、夏は本州同様、太平洋高気圧に覆われることもありますが、太平洋の海岸部では霧の日が多いともいわれています。梅雨は一般的にはないとされていますが、停滞前線の影響で集中豪雨が発生する年もあるでしょう。

春は気温の変化が激しく、日々の天候の変化も激しい地域です。秋は1年の中で一番気温の変化が大きいとされ、台風や竜巻など災害にも注意が必要です。

参照元:「気象庁公式サイト」https://www.data.jma.go.jp/cpd/j_climate/hokkaido/main.html

北海道の県産木材を徹底解説

トドマツ

北海道の銘木として、トドマツが挙げられます。道内では一般的に見かけられる針葉樹で、エゾマツや他の広葉樹と混交して自生しています。

建築でもよく使用され、ソフトで白い木目が特徴です。樹種別では蓄積が特に多く、人工造林も積極的におこなわれるなど、北海道では身近な木と言えるでしょう。建材として使用されるほか、防風林としても活用されています。