宮城県で木の家を建てたいと考えている方に向けた家づくりのヒントを紹介します。木の家を建てるともらえる助成金のことや、気候にあった木の家づくりのポイント、宮城県で採れる木材のブランドなど、これを知っていれば理想の家づくりに一歩近づけます。
ここでは、Googleで「宮城県 無垢材 木の家」と検索した際に検索結果に出てくる施工会社を調査しました。宮城県の施工に対応していて、無垢材の木の家を建ててくれる住宅会社の情報を掲載しています。(2022年4月20日調査時点。順次更新予定)
仙台エアサイクル住建は、自然素材を使用した家づくりをおこなっている工務店です。国産の無垢材のヒノキフローリングや減農薬イグサを使用した畳、自然素材100%の珪藻土や薬品処理をしていない布クロスなどを使用して、健康に暮らせるような家づくりを提案しています。
また、施主が主体となる家づくりを心がけていることで、要望に近い家を建てることができるでしょう。ZEH住宅を目指し、パッシブデザインの検討やコストダウンに向けて、自然とともに暮らす家づくりにも努めています。
公式サイトに掲載がありませんでした
所在地 | 宮城県仙台市泉区泉ヶ丘5-24-18 |
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営業時間 | 8:30〜18:00 |
定休日 | 記載なし |
電話番号 | 022-374-1839 |
ウツミ工務店は、自由設計の家づくりができる工務店です。外装や床材、ドアや壁紙・照明器具・キッチンなどの設備関係等を自分で選ぶことができ、収納棚やテーブルなどの造作家具を製作可能なため、自分だけの家づくりをすることができます。
自然素材の家づくりという観点も大切にしており、ナラやパイン、クリやレッドシダー・スギなどの無垢材を使用し、オスモカラー塗料や蜜蝋ワックス・漆喰の塗り壁など、環境にも身体にも優しい家づくりを心がけています。
公式サイトに掲載がありませんでした
所在地 | 宮城県仙台市青葉区中山吉成1-9-6 |
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営業時間 | 9:00〜18:00 |
定休日 | 記載なし |
電話番号 | 0800-888-1593 |
森のめぐみ工房は、地産地消の木材を使用して家づくりをおこなっている工務店です。床材には杉フローリングを使用し、断熱材は自然素材からセルロースファイバーを使うなど、自然素材にもこだわった家づくりをおこなっています。スケルトンフィル仕様の家なので、パーテーションキットにより間取りの自由度が広がる設計です。
また、地震にも強い長期優良住宅仕様なので、長く快適に住むことができるでしょう。
実際に住み始めて感じたのは、湿度がちょうどよく爽やかだということです。吹き抜けのおかげで、開放感があり過ごしやすいと感じています。担当の方と納得がいくまで話し合いながら決めていけたので、理想の家に近づけることができました。 参照元:森のめぐみ工房(https://morimegu.co.jp/voice/144/)
所在地 | 宮城県仙台市宮城野区苦竹2-7-5 |
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営業時間 | 記載なし |
定休日 | 記載なし |
電話番号 | 022-238-1381 |
徳田工務店は、宮城県産材で木の家の施工をおこなっている工務店です。構造材にはヒノキ・スギ・アカマツ・クリなどを乾燥させた無垢材を使用し、床・壁・天井などの内部材にはヒノキ・スギ・アオヒノキ・アカマツ・クリ・サワラ・ケヤキ・ネズコ・ナラなど、多様な材種を適材適所に使って家づくりをおこなっています。
また、内装の仕上げとして無垢材の羽目材や漆喰・珪藻土などを使用した、自然素材の家です。
漠然としたイメージでお願いしましたが、想像以上の提案をしていただき、満足のいく家づくりができました。また、エクステリアのコーディネートの際も親身になって相談に乗っていただき、外回りもきれいに仕上げることができました。床暖房の心地よい暖かさが快適で、過ごしやすい住まいです。 参照元:徳田工務店(https://www.tokuta.jp/voice)
所在地 | 宮城県仙台市太白区ひより台24-23 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 日 |
電話番号 | 0120-45-6165 |
高橋工務店では、自然素材を標準装備としている工務店です。無垢材を床材とし、吉野檜や天竜檜・飫肥杉・桜・ナラ・パイン・栗・ハックベリーなど、さまざまな木材を取り扱っており、木の特徴に合わせた提案をしています。塗料もきぬかなどの自然素材を用い、壁材にはスペイン本漆喰塗壁やレーベンヘルシーカラー・貝灰漆喰・京都の織物など、部屋の雰囲気などに合わせて選ぶことが可能です。
また、防蟻材も化学薬品ではなく、レーベン・キュアーという木炭と鉄鉱石を配合したものを使用するなど、徹底して自然素材で家づくりをおこなっています。
設計から建設中まで、何度も変更をお願いしてしまいましたが、嫌な顔ひとつせず誠意を持って対応していただけたのが好印象でした。想像どおりの家づくりができ、満足しています。これからこの家で大切に暮らしたいと思います。 参照元:高橋工務店(http://takahashi-pro.co.jp/publics/index/17/)
所在地 | 宮城県栗原市若柳上畑岡獅子ケ鼻177-28 |
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営業時間 | 8:00〜17:00 |
定休日 | 日 |
電話番号 | 0228-33-2502 |
宮城県で木の家をつくるともらえる助成金についてご存知ですか?もらえる条件をしっかりと確認して賢い家づくりをしましょう。毎日を快適に過ごせる、宮城県の気候に合った木の家のポイントも解説します。
宮城県では、宮崎県材の木材を一定数以上使用し、要件を満たした住民に対して「県産材利用サステナブル住宅普及促進事業」といった制度を設けています。
補助金額として、宮崎県材の使用材積が1立方メートルあたり28,000円、県産JAS製品または優良みやぎ材の場合は使用材積が1立方メートルあたり8,000円となっており、上限は500,000円です。
また、申請した新築木造住宅の内装などに県産材を使用する場合、木工事や木製品配備に要する経費に対して、一般世帯では補助金額が上限300,000円、子育て世帯・県外からの居住世帯は上限450,000円となっています。
募集件数は新築住宅支援で約400件、新築住宅建築に伴う内装などの支援で約120件(子育て世帯・県外からの居住世帯は40件)となっており、応募件数が予算の上限に達すると受付を終了しますので、注意が必要です。
参照元:(PDF)「宮城県公式サイト」https://www.pref.miyagi.jp/documents/36525/844446.pdf
宮城県は、典型的な太平洋側の気候の中、平野が広がる東部と山地が多い西部で大別されているといった特徴を持っています。
宮城県東部である仙台平野から北上高地の南端にかけて、太平洋側に面していることから海風が入りやすいため、夏はさほど暑くならないのが特徴です。また、冬は東北地方の中でも比較的暖かく、1年を通じて穏やかな気候だと言えます。
宮城県西部では、奥羽山脈の裾野にあたることから、夏は暑さが厳しくないでしょう。しかし、冬は奥羽山脈をこえる季節風の影響があることから、県内では比較的降雪が多い地域と言えます。
近年、仙台市の年平均気温は100年あたり2.3℃程度上昇していることから、地球温暖化による日本の平均気温の上昇を大きく上回っており、仙台市のヒートアイランド現象が問題とされています。
参照元:「仙台管区気象台」https://www.jma-net.go.jp/sendai/knowledge/climate/change/column/column_miyagi.html
宮城県のブランド木材は見つかりませんでしたが、宮城県には優良みやぎ材という認定木材があります。
優良みやぎ材は、宮城県内で合法的に生産された原木を素材とした木材製品のことを指します。製品の強度・寸法などの品質規格は、JAS基準をクリアできる独自の品質規格です。
優良みやぎ材の品質基準をクリアした製品には認証シールが貼付され、認証材は構造材や造作材・下地材などの製品が対象となっています。
参照元:「宮城県木材協同組合」https://miyagi-wood.jp/brand/