栃木県で木の家を建てたいと考えている方に向けた家づくりのヒントを紹介します。木の家を建てるともらえる助成金のことや、気候にあった木の家づくりのポイント、栃木県で採れる木材のブランドなど、これを知っていれば理想の家づくりに一歩近づけます。
ここでは、Googleで「栃木県 無垢材 木の家」と検索した際に検索結果に出てくる施工会社を調査しました。栃木県の施工に対応していて、無垢材の木の家を建ててくれる住宅会社の情報を掲載しています。(2022年4月22日調査時点。順次更新予定)
ネクストワンは、無垢の木と漆喰などの自然素材だけで家づくりをおこなっている工務店です。無垢材は地元である栃木県産のものを使用し、土地の気候風土で育った木を使うことにより、丈夫で長持ちできるような家づくりを目指しています。
設計・打ち合わせ・現場管理まで一貫しておこなっており、自由設計での家づくりが可能です。住宅性能保証制度や地盤調査・地盤改良、シロアリや建設工事総合保険などの保証を用意している他、アフターメンテナンスにも対応しています。
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所在地 | 栃木県栃木市平柳町1-2-23 |
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営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 水 |
電話番号 | 0282-22-8001 |
アシストジャパンは、化学物質を使わず自然素材のみを使用した住宅を手掛けている工務店です。屋根は天然石、外装や内装には漆喰や無垢材、断熱材は炭化コルクやウッドファイバーを使用し、接着剤として米のりやニカワ、木材への防腐・防虫・防カビとして柿渋やホウ酸を使用するなど、天然素材にこだわった家づくりをおこなっています。
無垢材の種類として、オークやレッドオーク、ミルキーメープルやロックファー、シンゴンやレッドパイン、アカシア渋柿やインドネシア松など、室内のテイストやインテリアに応じた木材を選ぶことができます。
注文住宅は1から自分で作り上げるので、打ち合わせは大変でしたが、担当さんが親身になって一緒に考えてくれました。建てた後もこまめに連絡をくださるので助かっています。ビニールクロスなどの嫌な臭いではなく無垢材と漆喰の香りに包まれ、冬も暖かいです。 参照元:アシストジャパン(https://www.aj-home.jp/voice/voice-detail.php?id=6)
所在地 | 栃木県宇都宮市滝の原2-4-42 |
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営業時間 | 8:30〜18:00 |
定休日 | 日 |
電話番号 | 028-635-8718 |
無垢杢工房は栃木県産の木材を使用して、木の家づくりをおこなっている工務店です。木材の仕入れから製材・加工・家具や建具製作・設計・施工までを一貫しておこなっています。無垢材だけでなく、漆喰や大谷石・益子焼などの自然素材を用いた家づくりを実施しており、健康に気を使う方でも住むことができそうです。
更に、家具や建具はオーダーメイドで製作していることから、トータルで自分だけの家づくりができるでしょう。
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所在地 | 栃木県宇都宮市徳次郎町306-3 |
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営業時間 | 8:00~18:00 |
定休日 | 記載なし |
電話番号 | 028-665-0015 |
薄井工務店は、木づかいの家として、無垢材などの自然素材を使用した家づくりをおこなっている工務店です。無垢材だけでなく、ビニールクロスを健康素材にし、リボスなどの自然健康塗料を用いて、健康にも環境にも優しい家づくりを心がけています。
土台には栃木ヒノキを使用し、壁体内通気やHySPEED工法で地盤改良をするなど耐久性にも考慮し、長期優良住宅の基準をクリアしている住宅です。軸組パネル工法を使用していることから、耐震性にも期待できるでしょう。
土間が欲しいとの要望に応えてくれて、念願の土間がある家を作ることができました。山小屋のような家をイメージしており、ピザなどを作りたくて、大きめの薪ストーブを設置しました。薪ストーブの使い方講習会も薄井工務店さんでおこなってくださるので、楽しみです。 参照元:薄井工務店(https://u-41.co.jp/house/life/f020/)
所在地 | 栃木県宇都宮市下砥上町1190-3 |
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営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 水 |
電話番号 | 0120-913-340 |
鈴木工匠は、ほん木の家として栃木の気候に合わせた木の家づくりをおこなっている工務店です。床だけでなく、腰壁や階段、腰壁やリビング、建具などの細部までふんだんに木を使用して家づくりをおこなっています。
梁や柱も一般的な3~4mではなく、6m程度の一本の木を使用しており、木の存在感がある家になるでしょう。また、内部材だけでなく、構造材にも無垢の木を使用しているので、内部結露を防ぐことや耐久力を高めることを期待できます。
南欧風の木の家を希望していたのですが、白い壁が難しい中でも要望に応えてくださいました。屋根瓦も国産の焼き物を使用しています。 風通しの良い間取りにしてくださったのもあり、天然の木材の床は暑い夏でも快適に過ごすことができています。 参照元:鈴木工匠(https://www.sk-daiku.co.jp/voice/)
所在地 | 栃木県鹿沼市磯町174-2 |
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営業時間 | 8:00~18:00 |
定休日 | 日 |
電話番号 | 028-977-7868 |
栃木県で木の家をつくるともらえる助成金についてご存知ですか?もらえる条件をしっかりと確認して賢い家づくりをしましょう。毎日を快適に過ごせる、栃木県の気候に合った木の家のポイントも解説します。
栃木県は、木の家に関する助成として、「とちぎ材の家づくり支援事業」を制定しています。
とちぎ材の家づくり支援事業は、県産出材の利用を促すことで木材産業の活性化や木造住宅供給の促進、木材の地産地消や二酸化炭素の排出量抑制などを目的として設けられました。
この助成では、県内で補助要件を満たす木の家の施主に対して、40万円を上限に助成をおこなうとされています。補助金額は、県産出材使用量が5立方メートル以上10立方メートル未満の場合は5万円、上限は40立方メートル以上で40万円です。
予定戸数は新築で100戸を予定しており、四期に分けられた受付期間の中で木材使用量の多い施主から採択されていますが、県内業者施工の場合や三世代同居などの条件を満たしていると、優先的に採択されることがあります。
栃木県の気候は、大半が太平洋岸気候区となっており、北部や北西部の山地では日本海岸気候区といった特徴を持っています。
年間の平均気温は、平地で12〜14℃と暖かく、標高の高い北部山地では7〜9℃で寒いというように、地域によって気候が変わります。
冬は放射冷却によって朝方の最低気温が低くなることから、12月や1月の平地の最高気温と最低気温の差が10〜14℃と大きいのが特徴です。その他に、男体おろしや那須おろし・赤城おろしと呼ばれる、北西からの強い季節風の影響で、平地では乾燥した晴天が多いでしょう。
降水量は北部山地で多く、6月や7月の梅雨ではなく、台風の影響を受ける8〜9月のほうが多くなります。また、夏は激しい雷雨が多くなります。
栃木県では、ブランド材としてとちぎ材があります。とちぎ材は、栃木県内産の木材のことです。企業ごとに、ドライαや健杉、やみぞ美人などの製材品があります。
栃木県でまっすぐに育ったスギやヒノキは、無垢材としてそのまま使用できるのが強みです。乾燥材の生産量や、伐採量に占める割合は全国でも有数です。グレーディングマシンの導入により、木材強度や含水率を明らかにし、製品番号を印字して出荷しています。