檜の家の特徴やメリット・デメリットを紹介

高級イメージのある檜。伝統的な建築では、京都の清水寺や檜舞台に使用されているように、耐久性と見た目の両方の機能を備えているすばらしい木材です。ここでは檜でつくった家の特徴やメリット・デメリットに付いて詳しく説明していきます。

檜の家の特徴

「総檜の家」などという言葉に代表されるように、高級感あふれる雰囲気を演出できるのが檜の家です。その分お値段が張るのも事実ですが、白くてきれいな檜の美しさとなんとも言えない独特の香りは、住む人の視覚と嗅覚を満たしてくれることでしょう。高級旅館で檜風呂が採用されるのも納得の理由があるからです。

また檜は頑丈なうえに美しいこと、調湿性と断熱性に優れていること、香りと防虫効果などデメリットを打ち負かしてしまうほどのメリットが多くあり、他の木材同様夏はサラッと冬は暖かく快適に過ごすことができます。

耐久性や快適度の点で家族が心地よく過ごせることを総合的に考えると、長い間日本の木材として選ばれてきた檜はやはり優れた木材といえます。

家・住宅の内装材・構造材として幅広い用途で活用できる檜

檜の画像

美しさと強さを兼ねそろえた檜は、強度が必要な構造材から見た目・香りをたのしめる内装材まで幅広い用途で活用することができます。

調湿効果が高く、心地よい香りでお部屋を満たしてくれる檜。檜の芳香には、森林浴と同じリラックス効果をもたらすフィトンチッドも含まれています。家族があつまるリビングや、寝室の床に使用して、くつろげるマイホームをたのしむ方も多いようです。

また美しい見た目も檜の魅力。檜の淡い色が、お部屋を落ち着いたやさしい仕上がりにしてくれます。

家具

優しい肌触りと美しい見た目をもつ檜は、家具としても人気。香りが高く、防虫・防腐効果もあり機能面でも優れています。

また檜は家をたてたときは淡い白色で、時が経つにつれて飴色に変化。自分でお手入れしながら、家具の経年変化を感じたい方にもおすすめです。木の家でどのように檜が使われるかチェックして、上手にマイホームの取り入れてみましょう。

構造材

法隆寺にも使われるほど、強度・耐久性に優れている檜。丈夫な家をたてるためには、もってこいの木材です。梁や桁の重さにしっかり耐えることができます。また檜の美しい淡い色をお部屋のなかにあらわにする柱に取り入れてみるのも素敵ですね。

檜は費用が高いのも事実。見せる柱など重要な部分にうまく取り入れてみるのもいいでしょう。その際には、木に精通していて柔軟に使える自然素材を選べる工務店・ハウスメーカーを選ぶことが大切です。

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檜の家のメリット

日本の歴史の中で長いこと使用されてきたように、檜はとても丈夫な木材です。床材に使用するとほとんど張り替えは必要ないこと、また檜風呂として浴槽に使用されるのは湿気にに強く浴槽として使用しても劣化が少ないから。

檜は他の木材同様、調湿性と断熱性にすぐれています。檜ばりの床は夏には快適さをもたらし、冬には断熱効果でひんやり感を減少します。

檜の香りには、リラックス効果や防虫効果がある

檜の特徴的な香りですが、その空間にいるだけでリラックスできるだけでなく、そのヒノキチオールなどの芳香成分には防虫効果が。シロアリ除けとしても役立ちます。家の土台としても使用され、家そのものの耐久性をあげる木材でもあります。

歳を重ねてなお美しい檜

見た目の美しさも檜のメリット。土台や床材にも適している檜は、高級料亭のテーブルや旅館の床の間などに化粧材としてもよく使用されます。全体的に白くて明るい檜ですが、時間の経過とともに深みのあるアメ色に変化していくのが特徴。住む人と一緒に重ねた年月だけ色の変化を楽しめる檜は、家族の歴史も刻んでくれることでしょう。

このように檜の家にはさまざまな角度から検証しても多くのメリットがあります。

檜の家のデメリット

メリットの多い檜も、価値観によってはデメリットとなるものがあります。それは耐久性があり色味や木目の美しさゆえに、木の家の木材としては高くついてしまうこと。

自然のままの無垢材は全体的に割高なのですが、その中でも檜はさらにお値段が高め。それを床や壁、天井にまで使うとなるとちょっと想像したくない数字になりますよね。ただ、耐久性を考えると維持費の面ではそこまでかからないと思ってもいいでしょう。

檜の香りで気分が悪くなる方も

檜は多くの方が爽やかでリラックスできる香りと受け取るのですが、まれに気分が悪くなる方もいらっしゃいます。檜で?と思うかもしれませんが、檜の精油を嗅いで吐き気がしたという話もあります。せっかく建てた新築の家で気分の悪い毎日を送ることがないよう、檜の家を考えている方はモデルハウスなどで檜の香りの中にしばらく滞在して確かめてみるのも一つの方法です。

着色には向かない檜

その香りの良い檜ですが、香りが良い=芳香成分が高いということは油分が多く含まれているのです。芳香成分とはディフューザーなどに使用する精油を構成する成分です。ですから塗料を塗っても木材に浸透しませんので、着色には不向きな木材といえます。逆にそのままの無垢材の色を楽しみたい方にはよい木材といえるでしょう。

まとめ

ここまで檜の家について、特徴やメリット・デメリットをご紹介してきました。やはり長い歴史の中で使われ続けてきた日本を代表する檜ですから、メリットは多くありますね。檜の家に住むということは、天然の無垢材の家のいい部分を多く集めた家に住むことといえるでしょう。

高級木材のイメージがある檜ですが、耐久性・調湿性・断熱性や香りのもたらすリラックスと防虫効果、また美しさなど檜の家が家族にもたらす快適さ、世代を超えて受け継ぐことができる家であることなどを考えると、デメリットを差し引いてもたいへん価値のある一生ものの投資となることでしょう。

家族が快適に暮らす情景や喜ぶ姿を想像して、檜の家を考えてみるのもいいかもしれませんね。

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