富山県で木の家を建てたいと考えている方に向けた家づくりのヒントを紹介します。木の家を建てるともらえる助成金のことや、気候にあった木の家づくりのポイント、富山県で採れる木材のブランドなど、これを知っていれば理想の家づくりに一歩近づけます。
ここでは、Googleで「富山県 無垢材 木の家」と検索した際に検索結果に出てくる施工会社を調査しました。富山県の施工に対応していて、無垢材の木の家を建ててくれる住宅会社の情報を掲載しています。(2022年4月29日調査時点。順次更新予定)
共和ホームは、天然木の無垢材を使用して家づくりをおこなっている工務店です。リーズナブルな本物の木の家を目指し、床材や柱・梁、見えない部分の土台まで、無垢材をふんだんに使用して家づくりを手掛けています。土台には樹齢約1,000年のベイヒバを使用し、床材には樹齢約300年のアカマツを使用しています。
アフターフォローも充実しており、全棟完成保証制度や保守部品等が無い場合は除いた7年間の無償アフターサービス、10年間の構造躯体保険やシロアリ賠償責任補償などを提供しています。
公式サイトに掲載がありませんでした
所在地 | 富山県黒部市吉田681 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 水、木 |
電話番号 | 0765-57-1180 |
鷹栖建工は、100%無垢の構造体で家づくりをおこなっている工務店です。製材所としてスタートしたノウハウを元に、仕入れから加工までを一貫して管理していることから、良い木材を提供することやコストダウンを目指しています。
耐震性にこだわっていることから、柱などの構造材には4寸角以上の国産材を使用し、ヒノキの土台を採用することやオリジナルの耐震部材を使用しています。
また、工業ノリを使用しないドライウォール工法が標準仕様となっています。
公式サイトに掲載がありませんでした
所在地 | 富山県砺波市鷹栖536 |
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営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 記載なし |
電話番号 | 0763-33-2612 |
※2024年6月20日時点で藍企画設計事務所のHPは閲覧できなくなっていました。現在は閉業している可能性があります。
藍企画設計事務所は、自然素材の家をローコストで施工することを目指している工務店です。自然素材を使用し、高気密・高断熱でオール電化やLED照明を標準採用するなど、月々のランディングコストも減らせるような施工をおこなっています。
全棟ダイライトと軸組のハイブリッド工法を採用し、基礎はベタ基礎を標準採用しています。断熱材にはエコ羊毛断熱材や化学系接着剤を使用しない100%ポリエステルのものを使用するなど、環境にも身体にも優しい家づくりを心がけています。
公式サイトに掲載がありませんでした
所在地 | 富山県富山市城川原2-8-15 |
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営業時間 | 8:30~18:00 |
定休日 | 記載なし |
電話番号 | 076-471-5716 |
※2024年6月20日時点でレモンホーム((株)色彩工房 藍)のHPは閲覧できなくなっていました。現在は閉業している可能性があります。
レモンホームは、自然素材を用いて健康住宅を手掛けている工務店です。無垢材を使用して家づくりをおこなっています。壁材には珪藻土を使用していることから、調湿効果も期待できるでしょう。
また、地盤保証は20年、外壁塗膜保証は15年と保証も充実しており、シックハウス保険をかけることも可能です。遮熱工法を使用していることから、夏は涼しく冬は暖かい家になり、光熱費を節約できることから家計にも優しいと言えます。
引き渡しから入居を経て思ったのは、新築のいやな臭いがしないことに驚きました。冬でも家の中が暖かく、寝る時は暖房をつけなくても眠ることができます。また、朝起きてからキッチンに向かう際もほんのり暖かい感じもして、床暖房もすぐに暖まるので助かっています。 参照元:レモンホーム(https://shikisai-ai.com/voice/1200/)
所在地 | 富山市城川原2-8-15 |
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営業時間 | 8:30~17:30 |
定休日 | 木、祝 |
電話番号 | 0120-920-797 |
棚田建設は、北陸の環境に合った木の家づくりを手掛けている工務店です。ふんだんにヒノキの無垢材を使用していることから、調湿効果や断熱性能・耐久性などが期待できます。
また、北陸の気候や風土を心得ている地元の職人が、自然に溶け込むような家づくりをおこなっています。断熱材には羊毛断熱材を使用するなど、自然素材にこだわっているのが特徴です。基礎はベタ基礎を採用し、長期優良住宅仕様にすることや柱直下率を重視していることから、耐震性にも期待できるでしょう。
家づくりにおいて何度も大きな壁にぶつかりましたが、棚田建設さんやライフプランナーさんが相談に乗ってくださったり提案してくださったりして、なんとか家を完成させることができました。提案してくださった家は夫婦ふたりの暮らしや要望に合った家で、とても過ごしやすいです。 参照元:棚田建設(https://www.tana-ken.co.jp/voice/)
所在地 | 富山県小矢部市五社246 |
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営業時間 | 記載なし |
定休日 | 記載なし |
電話番号 | 0120-080-766 |
富山県で木の家をつくるともらえる助成金についてご存知ですか?もらえる条件をしっかりと確認して賢い家づくりをしましょう。毎日を快適に過ごせる、富山県の気候に合った木の家のポイントも解説します。
富山県では、木の家の助成として、とやまの木で家づくり支援事業を実施しています。この事業は、県産材の利用促進と健全な森林環境維持を目的として、とやま県産材を使用した木造住宅の建築の際に助成をおこなっているものです。
助成額は一棟あたり上限40万円、県産材の使用量が1立方メートルあたり5千〜2万円と、県産材の部材ごとに補助単価が設定されています。天井や床などの造作材は2万円/立方メートル、柱や梁などの構造材は1万円/立方メートル、間柱や貫などの下地材は5千円/立方メートルです。
補助条件として、富山県で自らの居住を目的とする木造住宅で、県産材を1立方メートル以上使用することや、県内に事業所を有する業者によって施工されることなどを条件としています。
参照元:「富山県公式サイト」https://www.pref.toyama.jp/1603/sangyou/nourinsuisan/ringyou/kj00010322.html
富山県は、日本海側気候に属しており、冬季の季節風による多量の降雪やフェーン現象・寄り回り波や蜃気楼など、変わった現象が起こる気象特性があります。
冬季の山地は世界有数の豪雪地帯で、1984年には最深積雪262cmを記録しています。鰤起しと呼ばれる雷が発生することから、落雷による被害も少なくないでしょう。また、海上では季節風が強いことから、寄り周り波が発生して沿岸に打ち寄せる場合もあります。
春季には低気圧が発達しながら日本海を通ることが多くなるため、通過時には県内全域が強風に見舞われ、フェーン現象による気温の上昇や空気の乾燥、雪解けによる出水や雪崩などの発生に注意が必要です。県内で起こった過去の大火や気温上昇起因の雪崩は春季に多く発生しているとの報告があります。
参照元:「富山地方気象台」https://www.data.jma.go.jp/toyama/bosai/tokusei.html